リコリス    2011.9.30
彼岸花の園芸品種の総称をリコリスと呼んでいます。
彼岸花(曼珠沙華)と言えば、秋の彼岸の頃に咲くので、非常に分かり易いのですが、
春や夏に咲く品種も有りますし、交配種が多くて色も多彩です。
お見せするのは、白花リコリスと彼岸花(曼珠沙華)です。

理由は分かりませんが、
名称の由来は、ギリシャ神話の女神、海の妖精リュコリス(Lycoris)だそうです。

確かに端整で、すっきりと咲く花姿では有りますが、、、
・・海の妖精の印象はどこから?

   
白花リコリスと言っても、純白ではありません。
純白に近い品種といえば、真夏のクリスマス・・・かも
やや黄みを帯びているもの、薄ピンクがかったもの・・・等々あります。
また、それらにも名前が付いているようですが、素人には、何がなにやら判断がつきません。

今年は、お彼岸を過ぎてから開花し始めました。
左側の画像は、未だ咲き始めです。
やがて、花弁にはフリルがはっきりしてきて、くるっと弧を描きます。
可愛らしい花ですね。



よくご存知の、彼岸花(リコリス・ラディアタ)
真っ青な空を、突き抜けるかように咲く花ですね。秋空がよく似合う花だと思います。

radiata・・・って、花の形が、放射状ってことでしょうか?
誰が命名したのかなぁ・・・英名にしては、とても分かり易いです。

彼岸花と言いましても、正直奥が深いのには驚かされました。
こちらを参考にしてくださいませ。

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